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2008年5月

スイスイ

 車を運転していて、道も空いていて、信号にも引っかからず、あまりにもスイスイと走れちゃって、あまりにも予想より早く目的地に着いてしまうと、気分がいい反面、「もしかしたら、今、特別に急ぐ必要もないのに、ものすごく早く目的地に着いてしまったこの数分の車の運転に、人生の運をすべて使い果たしてしまったんじゃないだろうか?」と不安になったりする。

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こだわり

 ごはんを食べに行って、そのお店のメニューには、例えば、「この料理にはこのソース、あの料理にはあのソース・・・・・・」みたいなこだわりがあるのなら、「この料理には、このソースをお試し下さい」とか、「このソースでお召し上がり下さい」とか、ちょっと書いておいてほしいなぁと思う。

 ものすごくお好み焼きが食べたくなったときのこと。

 そのときは、「ものすごくコテコテのソースとマヨネーズの味を、口の中がお待ちかねでっせ~~!!」という状態だった。

 で、お好み焼きが運ばれてきて、「さぁ!コテコテに!」と、コテコテのソースに手を伸ばしかかった瞬間!!「一度、しょうゆでどうぞ!」って言われた。

 「えっ!?」

 って、一瞬止まったが、「もしかしたら、このお店には『一度しょうゆで食べてもらいたい』というこだわりがあるのかなぁ・・・・・・。だとしたら、そのこだわりを踏みにじったりしたら失礼だしなぁ・・・・・・」って思って、嫌な客だと思われながら食べるのもこっちもしんどいし、

 「はい!」

 っと、しょうゆで食べることにした。

 特に「今、こういう味が食べたい!!!」って思っていないときだったら、素直においしかったのだろうと思う。

 しかし、そのとき私は、とにかく『ものすごくコテコテのソースとマヨネーズの味のお好み焼き』を待ち構えていたので、あっさりした味がとても苦痛だった。

 で、特別しょうゆで食べた感想を聞いてくるわけでもなく・・・・・・。一体、何やねん!

 『お好み焼き』以外の料理や『ものすごく特別にこだわりがある!!!』っちゅうわけでもないなら、『お好み焼き』は『お好みに』食べさせてほしいなぁ。

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稚内

 「今日は奥さんお留守?」

 「そうなんだよ。うちのおっかない家内は、稚内なんだ」

 「へぇ~そうなんだ。会社の旅行か何か?」

 「おっかない家内だから聞っかない!」

 「へぇ~」

 「あ、携帯鳴ってるわ。あ、噂をすればってこのことだぁ~ねぇ~。稚内のおっかない家内からだわ。ごめん、ちょっと出るね!」

 「どうぞどうぞ!」

 「もしもし~、どうしたの?」

 「今、稚内なんだけど・・・・・・」

 「そうだよね。で、君、何しに稚内へ行ったの?」

 「ちょっと輪っかを探しに来たんだけど、稚内にその輪っかないのよねぇ~」

 「あ、そうなんだ」

 「で、今から何しようかって考えてるんだけど、いいアイデアが稚内で湧っかないのよねぇ」

 「そうなんだ。そりゃ、困ったねぇ」

 「What can I do in Wakkanai Wakkanai?(ワッキャナイ ドゥー イン ワッカナイ ワッカナイ?)」

 「あれ? 何で、稚内、稚内なの?」

 「輪っかない稚内!」

 「なるほど!でもさぁ、『輪っかない稚内で、What can I do?(ワッキャナイ ドゥー:私は何ができる?)』なんて、君からそんなこと聞かれたって、僕に分かるわっきゃない」

 「だよね~。バイバイ!」

 「バイバイ!」

 「それにしても、お洒落な夫婦もいるけど、君たちは駄洒落な夫婦だねぇ~」

 「年を取ったって言うっきゃない!」

 「そこまで言われちゃ、苦笑いするっきゃない!」

 

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水谷豊ブーム

 『水谷豊ブーム』と、最近、テレビやラジオでよく言われている。

 確かにそう思うし、私の中でもブームになっている。この数日のブログの内容も水谷豊さんの内容になっているし。

 それにしても、水谷豊さんや芸能人の人たちに限らず、年を取っても若さのあふれている人って街の中でもよく見かける。

 それは、着ているものやメイクや持ち物で若作りしているという意味では当然なくて、年相応の雰囲気は持っておられるのだけれど、そういう人たちには、内面からというか何というか、こう、若さというかエネルギーみたいなものがみなぎっているというか、そういうものを共通して感じたりする。

 はてさて、「今の水谷豊さんの年の頃には、自分は一体、どの程度若さが残っているのだろうか?」、最近、そんなことを考えたりしている。

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相棒

 水谷豊さんと寺脇康文さんの人気刑事ドラマ『相棒』が、今年映画化されて話題になっている。

 どちらの俳優さんも好きで、『相棒』もしょっちゅう見ていてもおかしくはないのだけれど、時間的にちょっと見れないことも多く続き、ついつい見逃して、ちょくちょくしか見たことがなかったりする。

 それでも、これまでに寺脇康文さんがトーク番組などで、昔から水谷豊さんのファンで、俳優を目指すきっかけになったあこがれの俳優さんであるということはよくおっしゃっていたので、そのことは知っていた。

 そのあこがれの水谷豊さんと共演し、そのタイトルも『相棒』であり、そのドラマもヒットしてシリーズ化され、映画化にまでなったのだから、寺脇康文さんの人生において、ほんとこの上ない喜びなんだろうなぁなんて思ったりする。

 確かに、歌番組などを見ていて、「○○さんにあこがれて、歌手になりました!」という歌手が出ていたりして、そのあこがれの歌手と「その日ご一緒できて光栄です!」みたいな光景を目にすることはあるけれど、あこがれの人との作品がヒットを続けて共演し続けてっていう、この『水谷・寺脇、相棒パターン』はそうそうあるものではないと思う。

 読者の皆さんは、「あなたにとっての、あこがれやスターは?」って聞かれたら、誰の顔が思い浮かぶのだろうか?

 もしかしたら、そんなところに、忘れてしまいがちな、『子供の頃の思い』だとか、『自分の原点』みたいなものがあるのかもしれない。

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熱中時代

 水谷豊さんの大ヒットドラマ『熱中時代』。教師編と刑事編があったけれども、今思うと、この『熱中時代』って言葉、すごくいい言葉だなぁなんて思ったりしている。

 冷めた人の多い今の世の中で、この『熱中時代』って言葉が、何だか急に自分の中では、ズキーンッ!って感じで響いている。

 自分が生まれてから死ぬまでの時間というのは、どれくらいあるのかは知らないけれども、いざ自分が臨終を迎えるときに、自分の人生を振り返ったら、いつの頃、いつの時代が自分にとっての『熱中時代』だったなぁなんて、振り返るのだろうなんて考えてしまう。

 「生まれてから死ぬまで、ず~っと、熱中時代でした!」なんて言える人生を生きれたとしたら、「本当に命を一滴残らず使わせて頂きました!」と、ものすごく充実感いっぱいの臨終になるような気がする。

 案外、そんなにマジメに考えるよりも、「『熱中時代』を見ていた時代が、一番熱中時代だった!」なんてあっさり思って臨終になるのかもしれない。

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カリフォルニア・コネクション

 水谷豊さんが、随分久しぶりに、CDを出されたということで、最近、ラジオでもよくリクエストされて、懐かしい曲を耳にする機会が多い。

 中でも、『カリフォルニア・コネクション』は私も大好きな曲で、カーラジオから聴こえてくると、思わず唄ってしまったりする。

 この曲は、大ヒットドラマ『熱中時代』の刑事編の主題歌だった。

 やはり、好きな曲がかかったりすると、当時のことをいろいろと思い出すし、今思うと、水谷豊さんのドラマは随分見ていたなぁと思う。『あんちゃん』とか『事件記者チャボ!』とかも見ていたなぁ。

 私たちの世代で、学園ドラマと言えば、まず『3年B組金八先生』と答える人も多いけれど、『熱中時代』の教師編の大ヒットが先だったりする。

 ここ最近、私の頭の中では、ず~っと水谷豊さんの『カリフォルニア・コネクション』や『やさしさ紙芝居』、そして教師編のパート1のときの主題歌で、子供が唄っていた『ぼくの先生はフィーバー』がず~っと流れている。

 読者のみなさんも、そんな風に、同じ曲がず~っと頭に流れているときってないですか?

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 私たちは、体調が悪いと、薬を飲む。

 薬自身が、体調悪いとき、薬が飲む薬ってなかったりする。

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穴掘り

 まず、地球の球体を想像してもらいたい。

 そして、北極点と南極点を想像してもらって、次に地球の真ん中にあるマグマの存在は一旦無視をしてもらって、まさに地球の球体のド真ん中にある点を想像してもらいたい。

 私たちは、地球の中心に向かって重力が働いているおかげで、地球の表面に立ったり座ったり、寝転んだりしていられる。無重力だとフワフワ浮いてしまう。

 仮に、北極点から、地球のド真ん中の点を通って、南極点に向かって、一直線に穴を掘り始めたとする。

 当然、地球のド真ん中の点までは、感覚としては下に向かって穴を掘る作業になる。

 そして、下へ下へ、地底へ、地底へと、掘って掘って掘りまくって、その地球のド真ん中にある点にたどり着き、その点に足をつけたとする。

 まぁ、単純に考えて、その点を0(ゼロ)点とした場合、言わば、最も底の部分に立っていることになる。だから、感覚としては、0点が足裏にペタリと接していて、北極点の方が頭の方(つまり上の方)という感覚であるはずである。

 で、その足裏にペタリと接している0点を、さらに掘り続けた場合、北極点の方を頭の方(つまり上の方)という感覚で掘り続けた場合、南極点まで、下の方を掘り続けている感覚で掘り続けられるのだろうか?

 まぁ、単純に考えて、地球の中心に向かって重力が働いているので、いつの間にやら上に向かって掘っているような感覚になっているはずなのである。

 地球のド真ん中の点を、身体のド真ん中が通過するときにでも、やはり身体がクルリ180度回転でもするような感じで回るなりして、南極点側が頭の方(つまり上の方)という感覚になってしまうのだろうか?

 でも、その場合、地球のド真ん中の点を突き破って、北極点の方から一直線に穴を掘り続けているので、仮にクルリと身体が180度回転した場合、感覚としては南極点に向かって、上に穴を掘り続けているような感覚になったとしても、北極点の方に向かって足をつける土の部分がないはずなのである。では、足をどこにもつけることなく浮いていられるのだろうか?

 まぁ、仮に穴の壁面を両足で踏ん張って、ある程度のところまで、南極点に向かって、上に向かって掘り続けて、パッと足を離して、北極点の方(つまり下の方)に向かって、地球のド真ん中へ落下していったとしたら、やはり地球のド真ん中の点で止まるのだろうか?

 その場合、叩きつけられる土の部分がないはずだから、地球のド真ん中の点で、フワッと浮くような感覚で、落下が止まるのだろうか?

 子供の頃からの疑問である。

 『世界の中心で愛を叫ぶ』人は、既にいるので、可能であれば、地球のド真ん中の点を通過して、北極点と南極点を一直線に結ぶ穴が掘られたときに、『地球の中心で、助けて~!と叫ぶ』ようなことをしてみたい気がする。北極点から垂らされたロープ、南極点から垂らされたロープを、片手ずつ握って、身体が引きちぎられない程度のゆるい同じ力で、同時に引っ張ってもらったら、上とか、下とか、どんな感覚なんだろうか?

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チン!

 「ちょっとレンジで『チン!』して温めたらおいしくなるのに!」

 と、言われても、冷たいまま食べたいなぁと思っているときに、温めて食べたらおいしくないのである。別に『チン!』するのを、めんどくさがっているわけではない。

 「いついかなる場合でも、レンジで『チン!』して温めたら、誰もがおいしく感じるのだ!」みたいな、一つの思い込みを押しつけられると、実に迷惑である。

 私の場合、前日の揚げ物は、冷たいままの方が好きなのである。レンジで『チン!』すると、油が回りすぎて、あまり好きではない。前々日の揚げ物は、硬くなりすぎているので、多少油は回っても、『チン!』する方が好きである。

 人の好みはそれぞれなのである。

 だから、きつねうどん、もあれば、ざるうどん、もある。

 同じく、たぬきそば、もあれば、ざるそば、もある。

 ゆでたまごだって、温いのもおいしいし、冷たいのもおいしい。

 玉子焼きだって、温いのもおいしいし、冷たいのもおいしい。

 湯豆腐もおいしいし、冷奴もおいしい。

 それぞれ、そのときそのとき、おいしい、と思う食べ方があってええんちゃうの!?

 まさに、『食料選択の自由!!』、

 なんちゃって。

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まな板の鯉

 『まな板の鯉』と聞けば、まな板の上にのせられている鯉の映像を思い浮かべることができる。

 『の』を挟んで、言葉(名詞)を入れ替えてみると、『鯉のまな板』となる。すると、思い浮かべる映像となると、鯉の形をしたまな板か、あるいは、とっさにまな板がいるときに、その場にないもんだから、そこにあった鯉をまな板代わりに敷いて使っているのか、そんな映像になってくる。

 『おまえはあほか』はどうだろう?

 語尾に『か』ときているので、一応は訊ねているんだろうけれど、日常的な用途を考えて、『!』つけて『おまえはあほか!』と言えば、目の前にいる一人に向かって、ある種断定的にあほだと決めつけて、相手にぶつけるような、吐き捨てるような言葉になる。『?』をつけて『おまえはあほか?』と言えば、吐き捨てるというより、少々小バカにしたような言いぐさで、一人に投げかけているような感じになる。

 これまた、言葉(名詞)を入れ替えて『!』をつけて、『あほはおまえか!』と言えば、目の前に何人かいて、まるで犯人を捜しているように、一人一人にキツク問いただしているような感じになる。『?』をつけて『あほはおまえか?』と言えば、怒りを抑えながら、目の前の何人かを順番に聞いていっている感じになる。

 少しの入れ違いで、雰囲気が変わってしまう言葉。

 世の中のもめごと、トラブルなども、ほんのちょっとしたことが原因で違う意味に解釈されて、大きな誤解を生んだりしていることも多いのだろう。

 『誤解』という響きは、あまりいい感じがしない。やはり、日常生活において誤解はされない方がいいし、またどうしても解いておかなければならない誤解もある。

 しかし、誤解されたままでもいっこうに問題のない場合もある。額面どおりに問題のない誤解と、疎遠になりたい相手から、誤解されたまま疎遠になられていった場合、むしろ、ありがたいことに誤解が役に立っていたりなんかする。

 

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瞬発力

 『文章を書く』と言えば、昔、学校で「『推敲』してから書きなさい」とか、よく言われたものである。その習慣から、ちょっと堅苦しく身構えてしまう方もいらっしゃるかもしれない。

 確かに、論文や出版原稿など、きっちりと練り上げて書かなければならないものは、推敲も重ねて、校正に校正を重ねて、出来上がってくるものだと思う。

 私が、日々書き綴らせてもらっているこのブログ。

 このブログに関して言えば、『そのときのアイデアの思いつき』を大切にしているので、正直あまり『推敲』は重ねておらず、むしろ、『思いついたときの瞬発力』を、そのまま公開させてもらっている感がある。

 なので、多少、いびつな文章もあるけれど、ま、それはもし書籍化でもするとなった場合にでも、加筆・修正するかしないか考えたいと考えている。

 でも、推敲を重ねて書いた文章がいつもいいと決まっているわけではなくて、それよりも、いい・悪いは別として、「瞬発力で書いたときの文章の方が、イキイキしていたりするなぁ」なんて、思うこともよくあったりする。

 そう考えると、もしかしたら、妙に体裁の整っている気取ったラブレターよりも、文章が多少行ったり来たりしていても、そのときの心の機微というか、心の動き、揺れている正直な思いなどが綴られたラブレターの方が、うそがなくて、ダイレクトにその生々しさが伝わるのかもしれない。もちろん、受け取る側の性格も考慮しなければならない場合もあるだろうし、またその相手に、出す側の性格がある程度理解してもらえている場合ではあるだろうから、すべてのラブレターにはあてはまらない。

 それは、大人が描く小奇麗な絵も、それはそれでいいのだけれど、ときとして、子供の描いた思いきった絵が、人々の心を理屈抜きに捉えてしまうことがあるということに、似ているのかもしれない。

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嗅覚

 「よくここだって分かったねぇ」

 「嗅覚が強いからね」

 「階段で、怪談話してるってニオイ、嗅いだん?」

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つまらないもの

 「つまらないものですが・・・・・・」

 と、頂いたものを開けてみると、

 お菓子とか、佃煮とか、いっぱい詰まっていたりする。

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うたた寝

 風邪をひかないような体勢で、好きな本を読みながら、ウトウト~っと、うたた寝するのは、けっこう好きだったりする。

 時間の都合がついて、「あっ!今日はリアルタイムでテレビ見れる!」と意気込んで、風邪をひかないような体勢で、好きなテレビ番組を見始めた瞬間から、うたた寝してしまって気づいたら終わってたぁ~!!っていうのは、けっこう好きじゃなかったりする。

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英語脳

 英語学習において、『英語脳』という言葉を、ときどき耳にする。

 確かに、日本語をしゃべるような感覚で、英語もしゃべれるような人を見かけると、「あ、あの人、今、英語脳でしゃべってるなぁ」と、感心してしまう。いわゆる、バイリンガルと言われる人たちは、自然に日本語と英語を使いこなしているので、本当にうらやましい。

 ま、でも、そこまで達者に使いこなせるレベルの話でなくても、例えば、英語の学習をしようと思っているときに、「さぁ、英語に取り組むぞ!」ぐらいに、頭の中がモードチェンジというか、英語を学習するぞ!というスイッチが入っていれば、バイリンガル並みではなくても、『英語脳』に近い、英語受け入れ態勢にはなっていると思う。

 つまり、頭の中の状態が、それに集中する態勢になっていれば、学習効率も変わってくるということになる。

 

 『英語脳』、英語スラスラ、『英語脳』。

 『英語、NO!』、英語モタモタ、『英語、NO!』

 

 英語学習に限らず、集中力がないときは、何をやっても効率が悪い。

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マスターのお心遣い

 僕は、よく行く喫茶店の窓際席で、外の景色を見ながら、ぼんやりとホットコーヒーを飲んでいた。

 「景気悪そうな顔して、どうしたの?」

 他にお客さんがいなかったということもあり、マスターが心配して声を掛けて来てくれた。

 「あ、マスター・・・・・・」

 「ストレスたまってるの?」

 「そうですねぇ~。このところ、いろいろありましてねぇ」

 僕は、浮かない顔そのままに、マスターと言葉を交わした。

 「その様子じゃ、長いこと、ケーキなんか食べてないんだろ?」

 「は、はい、そうですね・・・・・・」

 「さ、ほら!これ!」

 「えっ?!」

 「最近、うちで売り出し中の、手作りケーキ!他のお客さんが来ないうちに、さっ、食べちゃいな!」

 「えっ!?いいんですか!?」

 「あぁ~、もちろん!景気づけだ!食べな!」

 「ありがとうございます!いただきます!」

 僕は、マスターのやさしさが心にしみて、何だか泣けてきた。

 「おいおい、泣くなよ!」

 「すいません!でも、マスターのお心遣いがうれしくって・・・・・・」

 「いやいや、そんなそんなぁ~。どうだ、うまいか?!」

 「ハイッ!うまいっす!めっちゃくちゃ、うまいっす!」

 「おぉ~、いい食いっぷりだぁ~!その笑顔!その笑顔!その笑顔が見たかったんだよ!」

 「ありがとうございます!」

 「その食いっぷり見てると、何だか、こっちまでうれしくなっちまうよ!よしっ!他のお客さんが来ない間、どんどん食べな!こうなりゃ、景気づけだ!遠慮しないでどんどん食べな!」

 「ありがとうございます!」

 マスターのやさしい人柄と、そのやさしい人柄がぎっしり詰まったケーキのやさしい味が、僕のちっぽけな悩みなんて忘れさせてくれた。

 久しぶりに、「人のあたたかさ」と「やさしい味」に触れ、すっかりと僕は癒された。気分スッキリ!で、マスターにお礼を言った。

 「マスター、ありがとうございました!そろそろ帰ります」

 「気分転換できたかい?」

 「ハイッ!おかげさまで!」

 「よかったよかった」

 「お勘定お願いします」

 マスターはレジを軽く打ち出して、

 「はい、そしたら、税込みで52,500円になります!」

 「えっ!?」

 「えっ!?って、何が?」

 「ケーキって、その・・・・・・」

 「ケーキ10個、君、食っただろ?」

 「は、はい」

 「素材にもこだわった、手の込んだ手作りケーキ1個5,000円×10個だから、50,000円!それに消費税2,500円!ホットコーヒー代、税込み420円は、サービスしてやってるんだよ!何か、文句ある?!」

 「ケーキは、その・・・・・、『景気づけに!』って、マスターのおごりじゃぁ~~・・・・・・」

 「何を寝ぼけたこと言ってるんだね、君は~。『景気づけに!』って、そんな都合よく解釈されちゃぁ困るなぁ・・・・・・。サービスなんて、一言も言ってないだろ~」

 「そ、そんな・・・・・・」

 「『景気づけ』じゃなくて、うちの裏メニューの、『ケーキ漬けコース』なんだよぉ~」

 「おっ、おっ、鬼だぁ・・・・・・」

 「うちも景気が悪いんでねぇ~・・・・・・」

 厨房の奥から、ポキポキッ!ポキポキッ!と指を鳴らしながら、イカツイお兄さんたちが、こちらを覗いていた。

 「マスター、ここって、そういうお店?・・・・・・」

 「そう!そういうお店」

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夜空のムコウ

 ラジオのリクエストなどで、SMAPの曲、『夜空のムコウ』、を聴くと、

 ~・・・・・・あの頃の未来に、僕らは立っているのかなぁ・・・・・・~~

 の、歌詞のところで、「僕は確実に立っていないなぁ」と、いつも反省している。

 読者の皆さんは、どうですか?

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ものまね

 テレビのものまね番組ってけっこう好きで、昔からよく観ていたりする。

 『ものまね』『ものまね(物真似)』って言うけれど、実際のところ、『物』のまねより、『人』のまねの方が主流だったりする。

 『ものまね』という言葉は、物や人・動物など、あらゆるものを含めて、『真似る(まねる)』ことを意味するのだろうが、一般的に私たちは、『ひとまね』を『ものまね』と思っている節はないだろうか?

 けっこう、そういう点は見落としがちだったりする。

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ヨコハマ・ヨコスカ

 ダウンタウンブギウギバンドの『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』という曲がけっこう好きなのだけれど、もし、横浜や横須賀あたりに、『港野さん』や『湊野さん』などなど、漢字のパターンはいろいろあるにせよ、『みなとのさん』といった苗字の方の家に、『ようこさん』というお名前の方がいらっしゃれば、ほんと、はまり曲だなぁなんて、ふと思ったりなんかした。

 あ、南野陽子さん・・・・・・、おしい!一字違い!

 ま、曲のイメージとも、ちょと違いますなぁ。

 自分自身のテーマ曲を選ぶとしたら、読者の皆さんはそれぞれに、どんな曲を選ばれるのだろうか?

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ちらしずし

 「あ~、久々にちらしずしが食べたいなぁ~」

 「えっ!?ちらしずし食べたいの?」

 「そうだけど、何で?」

 「ちらしずしって、寿司飯の上に、チラシ広告が乗ってるんでしょ?」

 「おそらく、そう来るだろうとは覚悟していたけれど、一応言っておこうか?」

 「どうぞ!」

 「わしゃ、ヤギか?!」

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おもしろい

 『面(つら)』が『白い』と書いて、『面白い(おもしろい)』。

 もし、真剣に舞を舞ったり、演じたり、衣装をまとっている、舞妓さんや、歌舞伎役者さん、和装の新婦さんなどに、指差して、

 「あっ!面白い!」

 なんて言ったら、怒られるのだろうか?

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カッターシャツ

 「ちょとカッターシャツ取って」

 「どの?」

 「そのカッターシャツ」

 「『その』って、どの?」

 「『どの?』って、その」

 「せやから、どの?」

 「『どの?』って、そこにそれしかないやん!」

 「あ、これ?」

 「それ!」

 「えっ、これ?」

 「それー!!!」

 「これ、『買ったぁシャツ』ちゃうで!もらってんで!」

 「あっ!そうでっか!じゃ!その『もらったーシャツ』取って!」

 「はい、どうぞ!」

 「あ~しんど!」

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携帯

 「携帯取って~」

 と、言われると、ときどき、

 「携帯って、携帯用ラジオですか?

        携帯用トイレですか?

        携帯用救急セットですか?

        携帯用常備薬ですか?

        携帯用灰皿ですか?

        携帯用絵の具ですか?

        携帯用裁縫道具ですか?

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 などなど、最後まで、「携帯電話ですか?」と聞かないでいてやろうかと思うときがある。

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意地

 「あ、もしもし、○○商事の○○と申しますが・・・・・・」

 「いつもお世話になっております」

 「あ、秘書の方ですか?」

 「さようでございます」

 「社長は、お出掛けですか?」 

 「さようでございます」

 「あ~、やっぱりお出掛けですかぁ・・・・・・」

 「さようでございます」

 「今思うと、このまえそんなことおしゃってましたわ~。社用ですか?」

 「さようでございます」

 「社用?!」

 「さようでございます」

 「やっぱり社用でお出掛けでしたかぁ~」

 「さようでございます」

 「ほんとに、社用?!」

 「さようでございます」

 「『社用』って、十回言って下さいますか?」

 「社用、社用、社用、社用、社用、社用、社用、社用、社用、社用」

 「社長のお出掛けは、社用?」

 「さようでございます」

 「参りました!」

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ムチュージン(夢中人)

 駅のホームに停車中の電車に乗り込んだ。発車まで、まだしばらく時間があった。

 同じく、早めに乗り込まれたご夫婦が、私から少し離れたところで座っておられ、何やかんやとしゃべっておられた。

 「ちょっと、おかあちゃん。まだ時間あるさかい、そこの自販機で、コーヒー買(こ)うて来てぇなぁ」

 「もう、じゃまくさいなぁ!あっち着いてからでええやないの」

 と、ぼやきながらも、奥さんはホームに下りて、自販機に向かわれた。

 すると、ホームに下りられた瞬間に、奥さんのハンドバックの中の携帯電話が鳴った。奥さんは電話に出られると、どうやら親しいご友人からの久しぶりの電話だったらしい。駅のホームで、大きな声で、「いかにも大阪のおばちゃん」というイメージそのままにしゃべり出された。

 「いやぁ~、奥さん!久しぶりやんかぁ~!どないしたはんの?!・・・・・・ふんふん!・・・・・・いや、私もな、奥さんにいっぺん電話せなあかんなぁ思ててん!・・・・・・」

 ご主人のコーヒーなんて、どこへやら。

 コーヒーどころかご主人なんて、どこへやら。

 電車の発車時刻なんて、どこへやら。

 電車は、発車してしもた。

 それでも奥さんは、おしゃべりに夢中で、ホームでご機嫌さん全開にしゃべり続けておられたようだった。ご主人は、奥さんに「さよ~なら~」って感じで、大きく手を振っておられたが、奥さんは気づくこともなく、携帯電話片手に、大口を開けて笑ってしゃべっておられた。

 ある意味、あんなに夢中になれるっちゅうのが、うらやましい。

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受験

 今日は息子の受験日。さすがに息子は緊張している様子だった。

 玄関で靴を履いて、いざ!試験会場に向かおうとしている息子に、「がんばれよ!」と声を掛けたいところだが、必要以上にプレッシャーを感じてもいけないので、笑かしてリラックスさせてやろうと、「がんばるなよ!」と言って、息子を送り出してやった。

 帰ってきた息子は、受験が無事に終わった安堵感から、実にホッとした表情浮かべて、「がんばらなかったよ」と、軽く余裕の笑みを見せた。

 さすがにこちらもホッとした。

 数日後、合否を知らせる速達が家に届いた。

 ほんとにがんばらなかったらしい・・・・・・。

 いやいや、そんなはずはない。がんばったけれど、残念ながら・・・・・・、ということだろうと、息子に問いただしてみたら、やっぱりほんとにがんばらなかったらしい・・・・・・。

 親の言うことを忠実によく聞く息子でして・・・・・・。

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特別価格

 私は一度見てみたいCMがある。

 TVやラジオなどの通信販売のCMなどでは、「今回は特別価格でございまして・・・・・・」という空気で話が進められて、「通常価格いくらいくらのところを、今回は何台限りで、こんなにお安いお値段で!」みたいなところに落ち着いて、「今、お買い上げ頂きますと、もれなくこのような特典が付いてまいります」といった具合になる。

 私は、その逆を行くようなCMが、一度見てみたいと思っている。

 こんな感じである。

 「通常税込価格1,050円のところ、今回は特別に、105,000円での割り増し価格にて大ご奉仕!数量限定ございません!今ならお得なおまけ付きなどといった、そんな気の利いたような特典なんて、一切ございません!是非この機会にお試し下さいませ!」

 それでも飛ぶように売れるなら、それはほんとに価値のある商品なのかもしれない。

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播磨の人

 「今日のお客さんは、どっから来はりま?」

 「兵庫県の播磨の方から来はりま」

 「いつごろ来はりま?」

 「もうすぐ来はりま」

 「あっ!玄関の方から、『お客さん北播磨から来たはりま~!』って呼んだはりま!」

 

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『雨』と『思い込み』

 雨が降ると、とりあえず、「あ~うっとおしいなぁ」と思う。

 しかし、雨も降ってもらわんと困るわけで・・・・・・。

 で、とりあえず、「傘ささなあかんのん、ダルイなぁ」とも思う。

 しかし、別に傘をささなければいけないと決まっているわけではない。カッパを着てもかまわないし、濡れてよかったら、濡れたってかまわないわけで・・・・・・。

 濡れてはいけない、傘をささなければいけない、などなど、実は単純に思い込みだったりする。

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ラッパークッキング

 ラップのリズムで、クッキングしようぜ!ベイビー!YEAHHHHHH!!!!!!

 ~ ワン!トゥー!スリー!フォー!! ~

 昨日のカレーは冷たいYO!

 大きなお皿を準備しYO!

 お皿にごはんを盛り付けYO!

 ごはんにカレーをたっぷりYO!

 かけたらラップで覆ってYO!

 レンジでチンすりゃ食べれるYO!

 ラップは必ずいるのかYO?!

 なくてもチンすりゃ食べれるYO!

 おいらは熱いの苦手でYO!冷たいカレーが食べたいYO!

 冷たいカレーが食いたきゃYO!

 そのまま食ったらいいじゃんYO!

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